雲の上の蛙。三行日記。

井戸にいるより雲のように浮かんでる蛙が書く三行日記。

2019/06/13_書き殴り_心ここにあらず

心ここにあらず。


入社して、配属されて、忙しく仕事をしていた。

学生のときから、部活やバイト、受験勉強、卒論書き、....

夜まで何かに打ち込むのは好きだった。

まぁどこでもダメ出し食らって、泣きながら夜空を見てたけれど。

社会人になって、早速戦力になれない時もそんな日々が続くかと思っていた。

途中で、自分の意識が飛んでいた期間もあるけど、まぁでも続くと思っていた。


だけど、心がいう事を聞かなかったらしい。

ある日、体が地面をついて、涙が止まらなくなって。

職場のデスクで会社の人、噂を聞くたびに心臓の音がなって、頭痛くて。


あの時から、日が沈む前には帰らせていただいている。

もらえるお金は少なく、赤字で貯金もだいぶなくなった。

沈む前の夕方は綺麗だ。


だけど、同僚や先輩もグダグダ言いながら、作業をしていた夜を見る事はもうないと思う。

心がそこまで耐える事はできないらしい。

夢ってなんだっけ。


帰る時の月夜が、恋しい。

けど、心はもうここにあらず。