雲の上の蛙。三行日記。

井戸にいるより雲のように浮かんでる蛙が書く三行日記。

2020/08/02_書き殴り_離人感とか多重人格もどきとか

昔から自分が嫌いというか現実逃避というか

そういう感じだった。昔から戦隊モノとか少女が変身して闘うヒーローモノに憧れがあったのは、 生まれながらにして、自分自身がそんなに自身に対して好きではないというより、興味がなかった。 または、昔からイマジナリーフレンドと言われる、自分にしか見えない・聞こえない存在(幻想だとはわかってても) と話すのに慣れていたから、そんなに現実に興味なかったかもしれない。

離人感あるいは多重人格もどきになった時

今はあまり詳細を思い出せないのだけれども、離人感あるいは多重人格もどきになった時は高校生で、受験を1年と切ったころから。 この時、家族、友人含めだいだいの人間関係で、上手くいってなかった。勿論それ以前にも上手くいってなかった時はあるし、 今でも上手くいってはなかったけど。

ただ、はっきりと覚えているのは、そんなストレスが最高潮に達したある日、自分は自分の体にいるのが嫌過ぎて、 おそらく夢の中で別の誰かに変身してそのまま自殺しようとした夢を見た時に涙と寂しさが止まらなくなったこと。 そして、その時はっきりと今までイマジナリーフレンドとして接してきた存在が、「もう一人の自分」として、自分が 自分自身から現実逃避しようとした時に立ち塞がり、それから散々「もう一人の自分」に甘えるようになったこと

ちなみに多重人格もどきとは

自分は(または自分達は)、病院にて診断をもらっている人達とはおそらく違い、(まあ別の病態では診断を頂いたが) 「四六時中」他の人格が体を乗っ取ったり、他の人格とコミュケーションをとっている訳ではない。

会社で調子の良い時は、普通のトロい人として人格は一つにまとまっている。ただ、自分でも半分くらいタイミングが つかめないのだが、ふとした時に自分が「瓜二つに分かれてしまう」時があり、その時の自分、今この文章を書いている 自分は「元々から生きてきた方」「現実逃避した方」「甘える方」になってしまう。そして「もう一人の自分」は、 「元々イマジナリーフレンドだった方」「頼られる方」の存在として自分と分離してしまう。こうして分離した時に 自分は自分が嫌いなので、現実逃避してしまい「自分でない感覚」が強く出る(離人感)が出る。

ただ、記憶の解離は今の所発生していない(だから医者にも俗にいう多重人格ではないと言われている) 自分って結構めんどくさい。普通の人になりたかったけど、ある程度は諦めている。


東雲かえる